アントン・ブルックナー:交響曲全集 第1集
ブルックナー:交響曲第4番、第7番
ヴェンツァーゴ&バーゼル交響楽団
幅広いレパートリーを持つスイスの指揮者、マリオ・ヴェンツァーゴは、1948年チューリヒの生まれで、近現代音楽を得意とする一方、協奏曲など合わせもののうまさにも定評があり、ベルリン・フィルから室内オケまで世界各国のオーケストラを指揮してその実力を高く評価されてきました。
ヴェンツァーゴは少し前からブルックナーの作品を各国のオーケストラを指揮してよくとりあげており、話題にもなっていたので、今回、ドイツのCPOレーベルが、彼の指揮によって全集企画をスタートしたのは注目されるところです。
第1弾となる2枚組アルバムには、最も親しみやすい交響曲第4番と第7番が、最も一般的なノヴァークによる原典版で収録されています。
オーケストラは、1997年から2003年までヴェンツァーゴが音楽監督を務めていたスイスのバーゼル交響楽団。このオケとはシューマンの交響曲全集を制作して高い評価を受けていたほか、ルイジ・ノーノやラヴェル、シェックの作品などをリリースしていました。(HMV)
【収録情報】
ブルックナー:
・交響曲第4番変ホ長調 WAB104『ロマンティック』[ノヴァーク版] [61:12]
18:09+13:43+10:33+18:47
・交響曲第7番ホ長調 WAB107 [ノヴァーク版] [64:19]
20:21+21:03+09:41+13:14
バーゼル交響楽団
マリオ・ヴェンツァーゴ(指揮)
録音時期:2010年8月
録音方式:デジタル
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