音楽むすび | ピアノ三重奏曲第7番『大公』、第1番 スイス・ピアノ・トリオ

ピアノ三重奏曲第7番『大公』、第1番 スイス・ピアノ・トリオ

ピアノ三重奏曲第7番『大公』、第1番 スイス・ピアノ・トリオ

制作・出演

ベートーヴェン

発売日

2015年2月4日 発売

実力派のスイス・ピアノ・トリオが
満を持してベートーヴェン全曲開始!
第一弾は大公トリオ!

1998年に結成され、数々のコンクール受賞歴を誇る実力派のスイス・ピアノ・トリオが、ついにベートーヴェンのピアノ三重奏曲の全曲録音を開始しました。第一弾は作品番号が付番されている記念すべき作品1のピアノ三重奏曲第1番と、名曲第7番『大公』です。スイス・ピアノ・トリオは、エドゥアルド・フランクのピアノ三重奏曲集(AU97690)をはじめ、チャイコフスキーの『偉大な芸術家の思い出』(AU92673)、クララ・シューマンのピアノ三重奏(AU92549)など、質の高い素晴らしい録音をリリースしており、このベートーヴェンの全曲録音も期待が高まります。
 ピアノ三重奏曲第1番は1792年頃の作品ではないかと言われ、この作品を含む作品1は変ホ長調(第1番)、ト長調(第2番)、ハ短調(第3番)の三曲のピアノ三重奏曲で構成されています。全4楽章の配置は古典ソナタの方式に従っていますが、楽器の扱い方は当時の様式から抜け出た新鮮味があり、緩徐楽章には深い内省的な美しさをたたえ、第3楽章のスケルツォではベートーヴェン特有の自由な感興が示されています。
 このジャンルにおいて最も優れた作品として名高い、ピアノ三重奏曲第7番『大公』の特色は、演奏時間が40分を超える雄大な作品であることですが、ヴァイオリン、チェロ、ピアノの三つの楽器が最も効果的に使用されている協奏的色彩が最大の魅力と言えましょう。さらに極めて豊かな旋律と和声の美しさは、この時代特有のやわらかくこまやかな心の動きが感じられ高貴な品位をたたえます。スイス・ピアノ・トリオが満を持して録音した『大公トリオ』をお楽しみください。(キングインターナショナル)

【収録情報】
ベートーヴェン:
● ピアノ三重奏曲第1番変ホ長調 Op.1-1 [29:36]
● ピアノ三重奏曲第7番変ロ長調 Op.97『大公』 [44:32]

 スイス・ピアノ・トリオ
  アンジェラ・ゴルベワ(ヴァイオリン)
  セバスチャン・ジンガー(チェロ)
  マルティン・ルーカス・ストウブ(ピアノ)

 録音時期:2014年3月9,10日、4月13-15日
 録音場所:スイス、アッペンツェル
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

Disc1
1 : Allegro
2 : Adagio Cantabile
3 : Scherzo. Allegro Assai
4 : Finale. Presto
5 : Allegro Moderato
6 : Scherzo. Allegro
7 : Andante Cantabile Ma Per Con Moto - Poco Pi Adagio
8 : Allegro Moderato - Presto
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