コルトレーンが退団する直前に行なわれたライヴは、ききしに勝るスリリングなものとなった。グループ・サウンドを無視してふたりが激烈なソロをぶつけ合う。混沌とした中から創造的な音楽が生み出された瞬間を捉えたのがこのオランダ・コンサートだ。