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クラシック・ギター、ペルー・ギターをマスターした異才! 笹久保伸の驚異の音世界、日本初デビュー盤の登場! 2004年ー2007年単身ペルーへ渡り音楽研究および演奏活動を経て、唯一無二の世界観を確立した日本人ギタリスト、笹久保伸の2009年リリースの比較的コンテンポラリー、現代音楽寄りな2010年最新アルバム。 幼少の頃より南米音楽、クラシックギターを学び、国内のコンクール受賞歴も多数受賞した笹久保氏ならではのアプローチと言えそうです。 クラシックの繊細で、強弱を引き出したテクニカルなギター奏法と、ラウル・ガルシアなどペルー・ギターの巨匠から伝授されたと思しきアンデス伝統の哀愁メロディー、さらに日本人でしか表現し得ないであろう童謡風のメロディーもチラチラと顔を覗かせます。 本作も「ギター、クラシック、コンテンポラリー」と副題がつくようにインプロ的、芸術的な展開がそこかしこに用意されています。 自作曲の他、日本人ピアニスト/作曲家である高橋悠治がリュートの歴史的巨匠ジョン・ダウランドにオマージュした曲(M7)、芥川竜之介やジョン・ケージに捧げた曲(M6、M9)、また弦楽4重奏のための曲、インディヘナのウアチョコルパのメロディーをベースに作られた組曲(M10、M11、M12)など、非常に格調高い作品に仕上がっています。 2011/07/10 発売

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