DENIMUM
兵庫県出身のシンガー・ソングライター、奥井亜紀の5thアルバム。西本明や宮脇てつやが参加した、ファンに人気の高い一枚だ。平和への想いを込めた「うつくしもの」をボーナス収録している。
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ちょっと不思議なソプラノ・ヴォイス。ふわっとした、風のそよぎのようなポップス。頼りなげな感じもするが、そこが魅力ということなのかもしれない。ほどよい上品さとキュートな音作りが、作品と歌声を引き立てている。 1994/04/25 発売
とても壮大な景観を想起させてくれるスケールの大きな作品だ。ハイトーンを駆使した聡明な奥井亜紀の歌声にも心地よい爽やかさを感じるのだが、それ以上に大地や大空の持つ壮大なパワーを内包した楽曲と彼女の声との融合が生み出す世界には圧倒される。 1995/03/25 発売
『魔法陣グルグル』の主題歌を歌ってたシンガー・ソングライター。いわゆるガンバレものガール・ポップとは一線を画す、不思議ちゃんプログレ系。これは彼女にとっての聖歌なのだね。だからって暗いわけじゃない。どこか谷山浩子を彷佛とさせます。 1995/10/25 発売
4thアルバムだが、平成風さわやかさとでも言えそうな彼女の歌には、トゲトゲしいところがなくすんなりと耳に入ってくる。シンセの使い方がヘンに凝っていない分だけ、古い世代には安らぎを感じるのだった。(3)のシンプルな味もなかなかいい気分だ。 1996/11/30 発売
アニメの主題歌やFM番組のパーソナリティで人気の彼女の、初めてのベスト・アルバム。93年から96年までにリリースされた8曲のシングルのメイン・トラックのほかに、アルバム未収録曲(10)と(12)が入っている。さらに、(9)は未発表ヴァージョンだ。 1997/09/25 発売
1年ぶりのアルバムは、彼女が行なっているライヴ・イベント“うたの素”の空気感、その温もりをパッケージしたようなナンバーが集められている。雰囲気のあるタイトルもいい。アッパー・チューン「青葉闇」も清涼感のあるヴォーカルと上手く融合してひとつの世界を作り上げている。 2008/04/23 発売