音楽むすび | せせらぎ

せせらぎ

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遊佐未森 "心のせせらぎ" をテーマした4年振りのオリジナル・アルバムを発売!
近藤研二、tico moon、大口俊輔の多彩なミュージシャンが参加した大人の透明感溢れる作品。

1988年のデビュー以来 "聴いて幸せになれる音楽" をテーマに掲げ、透明感のある伸びやかな歌声で独創的な世界を描いてきた
シンガー・ソングライター。最近では、NHK『みんなのうた』の「クロ」、「カリヨンダンス」の歌唱のほか、校歌、CM等への
楽曲提供など精力的に活動を続ける中、約4年振りとなる待望の新作を発売。

今作のテーマは、"心のせせらぎ" 。忙しない現代社会の中で、ふと立ち止まり自分の心のせせらぎに耳を傾ける、
そんな大切な時を歌ったもの。リード曲「風の庭」は、冬を越え草木が芽吹きだす春を愛でる気持ちと、人との触れ合いにより
生まれる温かな時の流れとその変化してゆく様を愛おしく思う気持ちを重ね合わせた新しい遊佐未森の世界を描き出した一曲。
ハープによる神秘的な音色とともに、美しい庭で歌っているかのような柔らかで伸びやかな歌声が心を躍らせる。
タイトル曲の「せせらぎ」は、時の流れにつまずいた時“心のせせらぎ“に耳を澄ますことで、心の中の思いや感情が再び流れ出してゆくような
作品。大切な人を想い、愛する人への想いをせせらぎに例えた歌詞が、爽やかな風のように心の中にすっと入ってくるメッセージソング。

坂道の影ぼうし、甘酸っぱいベリーの香り、秋色に染まる並木道、銀河を渡る風と東京タワー。季節の移ろいの中で感じる幸せのひと時を
歌にした、まるでフォトエッセイのようなエッセンスが作品全体に溢れているのも本作の魅力。

また、遊佐未森のデビュー時のバンドメンバーでもあり、TVや映画音楽で活躍中の近藤研二に加え、吉野友加(ハープ)と
影山敏彦(アコースティック・ギター)による人気ユニットtico moonが編曲で参加。ハープとギターによる心安らぐ音色と遊佐未森の
歌声とが相まった水の音のように美しいハーモニーを奏でる曲が完成。アルバムのラストには、新進気鋭のピアニスト大口俊輔が
ピアノを美しく演奏。
サウンドの仕上げは、遊佐未森が90年代から音楽制作を共にし、絶大なる信頼を置くプロデューサーでありエンジニアのカラム・マルコムが
担当し、スコットランドにある彼のスタジオで実施。
発売後は、近藤研二を含む本作の制作に参加したミュージシャンの編成によるコンサートを東京、大阪で開催。
その後tico moonを迎えた全国ツアーを各地で開催。
また、tico moonが9月14日に発売するニューアルバム『Arietta』の収録曲「ラズベリー」に遊佐未森が作詞と歌唱でゲスト参加。

<収録内容>
(全11曲)
01.風の庭
02.せせらぎ
03.まばたき
04.Theo
05.Starlit Sky
06.murmuring
07.midsummer song
08.ベルベット
09.sweet snow
10.東京タワー
11.ほほえみとともに粉雪の舞う

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潮騒潮騒

「この時代に耳をすませたとき、聴こえてきたのは海のさざめき、つまり潮騒でした。」 ーそう語る遊佐未森、5年ぶりとなる新作はアルバム名もそのまま『潮騒』とし、声/ピアノ/弦楽カルテットを基調とした、これまでにない全く新しいサウンドを実現。 「可能な限り室内でミニマムにつくり上げ、それを広い場所へ解き放つことを目指した音楽」であるとも語る。 全体のコンセプト&サウンドメーキングに盟友・外間隆史を17年ぶりに共同プロデューサーとして起用。 サウンドアレンジャーには、トップデザイナーのコレクション音楽やCM畑で先鋭的な活躍をつづける大口俊輔を迎えた。 また、エジンバラの名匠カラム・マルコムが創造する音像はレースのように繊細でときに強く鼓動する。 そんな本作は、遊佐が学生時代から親しんできたクラシック音楽と、最新のオルタナティブな感性が結晶したもの。 とりわけ表題曲となる「潮騒」の静謐かつスリリングな展開は唯一無二。 短編小説を彷彿とさせる「ルイーズと黒猫」など、次のフェーズへの跳躍を果たした遊佐未森の真骨頂を伝える名曲が揃い、 混迷する世界をつき抜ける強度としなやかさに充ちた最上級の純音楽となっている。 2021/06/23 発売

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