くちづけに願いを/桜の木の下で
80年代を代表する女性アイドルのひとり、柏原芳恵が清楚に年を重ねてきたことを伝えるシングル。恋の終りを美しく表現した「くちづけに願いを」、かつての恋人との再会を描いた「桜の木の下で」、いずれも彼女自身で作詞したもので、その叙情性、清潔感は古くからのファンを落胆させない。
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あなただけ・・・・柏原芳恵 *25th Anniversary New Album*あなただけ・・・・柏原芳恵 *25th Anniversary New Album*
80年代アイドル・リバイバルの波を受けて再評価が進む柏原芳恵。彼女のデビュー25周年記念アルバムがこれだ。大ヒット曲の再録(1)や山口百恵のカヴァー(4)と、中村泰士が書き下ろした新曲が違和感なく同居して現在形の芳恵ワールドを作っている。 2005/06/22 発売
MaMa/みえない翼MaMa/みえない翼
89年の「あなたならどうする」(いしだあゆみのカヴァー)以来、なんと17年ぶりというシングル。作詞はすべて本人。タイトル・ナンバーは正攻法な“ママ”賛歌。カップリングは「愛と人間」賛歌。こちらはセクシーな男声ヴォイスも入り、ちょっぴりファンキー。 2006/05/24 発売
アンコールアンコール
このところカヴァーが大流行だが、久々のアルバムは男性歌手のカヴァー・アルバム。70年代のフォーク・ニューミュージック系の曲が多いが、ボサ・ノヴァの「ふれあい」やヒップホップな「学生街の喫茶店」と、大人の柏原芳恵を意識したアレンジがおもしろい。男の歌をどう歌ったか楽しむ一枚。 2007/01/11 発売