ニューイヤー・コンサート 1992
現代最高の「カリスマ」指揮者といえば彼をおいて他には考えられないでしょう。カルロス・クライバー。その彼がウィーン・フィルの恒例の「ニューイヤー・コンサート」に1992年に登場した際にライヴ・レコーディングされたのがこのアルバム。クライバーの魔法のバトンがウィーン・フィルから新鮮でありながらどこか懐かしい極上の音楽を導き出しました。残念ながらこの年以降、彼は「ニューイヤー」に姿を現すことなく、2004年7月にこの世を去りましたが、彼が遺したこのアルバムは永遠に聴き継がれていくに違いありません。