ショパン:練習曲集 作品10&25
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邦人の女流ピアニストの中では、小山が現在のところショパン弾きのタイトルを担わされている。彼女はその力量の程をこの1枚で見事に実証する。超絶なテクニックをひけらかすことなく、女性らしいしっとりとした叙情と詩情をただよわせる。豊艶なショパン。 1991/05/22 発売
リリックで良く流れる美しいショパン。「女性らしいデリケートな」というといかにも安直な形容になるが、まさにそういう感じなのだ。4曲の小品よりは、やはり大作の(1)ソナタに彼女の良さが現われている。今後は一層の自己主張を望みたい。 1993/04/21 発売
ショパン・コンクール入賞をきっかけとして世に出た実力派ピアニスト小山実稚恵の、通算16枚目にして5年ぶりのショパン録音だ。ショパンの魅力がこの1枚に凝縮したかのように詰め込まれている。 2000/09/20 発売
スクリャービンのピアノ・ソナタ全集での快挙後、12年にわたる長大な演奏計画を発表して演奏家としての充実ぶりを示している彼女。デビュー以来ずっとそばにあったショパンを今録音するのに、大きな動機があったことを、抑えた表現が雄弁に語る。濱田滋郎のライナーの熱さも嬉しい。 2005/10/19 発売
日本を代表するピアニスト=小山実稚恵の魅力を堪能することができるベスト・アルバムです。映画「戦場のピアニスト」で話題となったショパンの有名な「夜想曲第20番」や、リストの「ラ・カンパネッラ」他、バッハからラフマニノフまで人気曲満載した1枚。 2008/11/19 発売
人気、実力ともにナンバー1ピアニスト=小山実稚恵が放つショパン名曲集。小山は1985年のショパン・コンクール入賞者(同期に ブーニン、ルイサダなど)で、デビュー・アルバムもショパンでした。ショパン演奏には定評のある小山が心をこめて奏でる「雨だれ」「別れの曲」「軍隊ポロネーズ」等名曲の数々に酔いしれる1枚です。 2008/11/19 発売