公的抑圧
1979年のワールド・ツアーのライヴ盤で、ロンドン、ニューヨークなどのステージを収録。テクノといいながらも熱くダイナミックな演奏は、いま聴いてもスリリングだ。結成のいきさつやライヴを始めた状況など、メンバー3人にインタビューしたライナーも興味深い。
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デビュー作の初回限定紙ジャケ再発。今回の監修者は坂本龍一。オリジナルの帯や仕様なども完全再現。99年版マスターを使用しているものの、音質はさらに向上している。ブックレットに収録されている99年の3人へのインタビューも読み応えがある。 2003/01/22 発売
ファーストの海外発売盤。ジャケが変わり全曲リミックスされ、一部の曲が差し替えられている。こちらの方が一般的になじみ深いはず。コンピュータ・サウンドとディスコ・ビート、それにオリエンタルなメロディの融合という、YMOの基本概念が示された記念碑的作品。 2003/01/22 発売
驚くほどに鮮度を保っている。偉大だったとか伝説とか歴史的名盤とかそういうことではなく単純に、いい。(3)はとりあえず通勤チャリのBGMだな、しばらく。高橋幸宏、細野晴臣、坂本龍一の才気とポップ・センスが爆発したセカンドの再発。坂本監修で音質も良い。★ 2003/01/22 発売
とかくスネークマン・ショーのインパクトによって語られがちだが、楽曲的にも当時の最先端。(2)はニュー・ウェイヴの体現だし、古典的名曲(6)のカヴァーを組み込む構成も斬新。“アーティスト”が乱立する現在では、爆笑必至の(11)に内包された皮肉の味も強まっている。 2003/01/22 発売
YMO史上、もっともダークで、もっともハイ・クオリティなアルバムの再CD化。ファンの間でも最高傑作に挙げられることの多い本作は、“世界初のアンビニエント・テクノ”として、永遠に聴き継がれるべき作品といえるだろう。メンバー3人のインタビューも必読。★ 2003/01/22 発売
テクノ、エレクトロニカ、音響系……のアーティストたちがいまだにひれ伏すしかない最高傑作。史上初のサンプリング使用にして最高のポテンシャルを引き出し、あらゆる音楽の“ソウル”を飲み込んだ音楽は、ホントいわゆる“テクノデリック”なのだ。★ 2003/01/22 発売
83年5月24日にリリースされた『浮気なぼくら』と、同年7月27日にリリースされた『インストゥルメンタル』を2枚1組にして、CD化されたもの。どちらもそれぞれ、彼らの作品の中では特にポップなものといっていい作品だ。 2003/01/22 発売
再発盤です、念のため。祭の後的な虚無感、防菌加工チックな楽曲の清潔さもさることながら、「ご注文は?」なんて言う15年前の三宅裕司率いるS.E.Tの空振ってるギャグも20年の月日を感じさせる。しかしなんで出版化しないの? 購入者のみ応募できる限定300冊の“YMO読本”。 2003/01/22 発売
「散開」LIVEである武道館公演を収録したアルバム。ドラムにデヴィッド・パーマーを加え、バッキングにテープを使用したサウンドは、YMOのファースト・フィナーレにふさわしい完成度の高さ。 2003/01/22 発売
結成25周年を記念して、坂本龍一の選曲・監修・全曲解説・リマスタリングによる、YMOの究極の2枚組ベスト。発掘不可能といわれた未発表音源2曲をはじめ、レア音源が満載。 2003/08/06 発売
2003/08/06 発売
細野晴臣自身が命名したタイトルによる究極のベスト盤。散開前と再生後のトラックをデジタル・リマスタリング。さらにレア音源も追加収録されている。仕様もコアなファンを唸らせるだろう仕かけが満載。 2007/03/21 発売