音楽むすび | デルタ・ディープ

デルタ・ディープ

デルタ・ディープ

デフ・レパードのフィル・コリンによるブルース・プロジェクトのデルタ・ディープの1stアルバム『デルタ・ディープ』が日本盤となって登場!
黒人女性シンガーのデビー・ブラックウェルクック(vo)のアレサ・フランクリンばりの歌唱が圧倒的な存在感を放ったこの作品は、
レッド・ツェッペリン風のハード・ロック・ナンバーからスロー・ブルースまで、多彩なブルース・ナンバーを収録!
デヴィッド・カヴァーデイルやジョー・エリオットがゲスト参加!

デルタ・ディープはフィルの妻であるヘレンの教母のデビー・ブラックウェルクックがカリフォルニアのフィルの自宅に度々訪れるようになったことに端を発する。
マイケル・ブーブレといったアーティストのバック・ヴォーカルを務めるなどプロのシンガーとして活動していたデビーとフィルは、ブルース・ナンバーや
モータウン系の曲をジャムっているうち意気投合し、ヘレンを交えてオリジナル曲も作るようになる。その後、デモを制作した彼らはバンド結成へと動き出し、
ストーン・テンプル・パイロッツのロバート・ディレオ(b)、セッション・ドラマーとしてヴィクター・ウッテン、TLC、ザ・クルセイダーズといった
アーティストとの活動歴のあるフォレスト・ロビンソン(ds)を迎えてデルタ・ディープを結成する。

全く畑の違うメンバーで結成されたデルタ・ディープは、フィル自身のプロデュースのもとで、カリフォルニアのスタジオでレコーディングを実施。
今回、日本盤となって発売が決まったこのデビュー作『デルタ・ディープ』は2015年にリリースされている。フィルのワイルドなスライド・プレイを軸にした
ハードなブルース・ナンバーで始まるこの作品は、ソウルフルでメロウな曲、グルーヴィーでキャッチーなナンバー、スロー・ブルース、アイク&ティナ・ターナーの
カヴァーの「ブラック・コーヒー」、ディープ・パープルのカヴァーの「ミストゥリーテッド」など、多彩な楽曲が並んでおり、デビーのソウルフルでパワフルな
歌唱はまさに圧巻。フィルのハードなギター・プレイ、ロバートとフォレストのタイトな演奏も楽曲に心地よいグルーヴと躍動感を与えている。

バンドはこの作品を引っ提げて、アメリカのカリフォルニアと東海岸でライヴを実施。その中からニューヨーク公演の様子はライヴ・アルバムの
『イースト・コースト・ライヴ』としてリリースされ、ライヴ・バンドとしても好評を博しているこのデルタ・ディープは今後も多方面から注目を
集めることは間違いないだろう。

【メンバー】
フィル・コリン(ギター/ヴォーカル)
デビー・ブラックウェルクック(ヴォーカル)
ロバート・ディレオ(ベース)
フォレスト・ロビンソン(ドラムス)

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