パーラ、アライアスという強力なリズム隊にグロスマンのサックスが加わる、米国のトップ奏者三人組ユニットのファースト。多彩なラテン・リズムを縦軸に、ファンクやロックの要素も取り入れながら、奔放にジャズの即興を展開。とても自由度の高い演奏だ。
77年に録音された、電化マイルスに呼応するフュージョン黎明期の革新的ユニットの第2弾。ブラジル人ミュージシャンのサポートを得て新たな音楽的地平線を切り開く意欲作。ドン・アライアスやスティーヴ・グロスマンら重鎮の初期の演奏も実に興味深い。 2005/06/29 発売