ザ・ワールド・イズ・マイン
自身のレーベルに復帰して一発目となる6枚目のアルバム。イカれた世界へのメッセージを出し惜しみすることなく、音は最大値で、歌は声帯の限界で語られる楽曲たちは、ひたすらまっすぐに衝動を響かせる。メロディがまた情感の熱を上げるばかりで、聴き手を撃ち抜いては、ハートに長く留まってやまない。
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LET IT ROLLLET IT ROLL
セカンド・フル・アルバム。ドラムは曲によって梶原徹也ら三人に振り分けられたが、ファンの人なら安心して聴けるわかりやすさは健在だ。個人的には、歌を立てるだけでなく楽器が自己主張するとグッド。メンバーのコメントも載った2冊のブックレット付き。 2004/07/07 発売
HOWLING IDOL 〜死ねなかった電撃野郎〜HOWLING IDOL 〜死ねなかった電撃野郎〜
インディーズ時代を含めると通算3作目、メジャーでは記念すべきデビュー・アルバムとなる本作は、さらに深みを増したメッセージと、よりソリッドになったサウンドを聴かせてくれる会心作だ。 2005/09/21 発売
BUBBLEGUM VIKINGBUBBLEGUM VIKING
ブルーハーツ直系のストレートなパンク・サウンドをかき鳴らす4人組の通算4枚目のアルバム。“ろくでもない僕の歌が/あなたにだけ届くように”といった歌詞からもわかるように、無邪気な引用にあふれているが、これが実に盛り上がるのだ。確信犯……か? 2006/11/15 発売