ARCHAIC SMILE
ー 哀しみを知る者は、尊い。
前作『MOONAGE』から約1年を経てリリースされる13作目となる本作では、すべての作詞・作曲・編曲・歌唱はもとより、
全楽器を自身のみでプレイ。これまでも、アルバムのうち何曲かというのはあったものの、全曲というのは初めて。
昨年夏、椿屋四重奏のデビュー20周年を記念して開催され、新旧ファンを巻き込んで大きな話題を呼んだ
期間限定のライブ活動=”椿屋四重奏二十周年”を経て掻き立てられたと自らが語る創作意欲のもと、
中田のソングライティングの両軸でもある、ポップさと優美さを兼ね備えたメロディセンスと、
日本語の響きや情緒に重きを置く詩作が更なる洗練をみせる全10曲を収録。
※タイトルの「ARCHAIC SMILE(アルカイック・スマイル)」とは、ギリシアのアルカイック時代,特に前6世紀なかばの彫像にみられる口元の表情。
唇の両端をわずかに上に向け,微笑のような表情を表わす。同様な表現は中国や日本の初期の仏像にもみられる。
©2024 REN'DEZ-VOUS INC.