ヘイト船長とラヴ航海士 ?鈴木慶一 Produced by 曽我部恵一?
恵一が慶一をプロデュースというだじゃれのようなコラボながら、プロデューサー・曽我部としては、スタジオの迷路にはまりがちな大先達・鈴木の“生(なま)の声”を、損なわずに音盤化する意図があったのでは。元祖グランジーな「煙草路地」の演奏にも、そう思うと納得。
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鈴木と曽我部恵一の二人だけで録音した前作に対して、今回はツアー・メンバー5人でのレコーディング。その影響もあってか、往年のムーンライダーズが“英国趣味をつきつめていったら”こうだったかも、と思わせるコンセプト作に仕上がっている。上野洋子の参加も好アクセント。 2009/07/22 発売