銀河天空〜村下孝蔵ベスト・セレクト・ボックス
言葉が響く伸びやかなヴォーカルと叙情味溢れる作品で、どこか懐かしくロマンチックな世界を歌い続けた村下孝蔵。
代表曲「初恋」「踊り子」をはじめ、彼の歌には純粋だが儚く壊れやすい美しさがあり、
だからこそいつまでも決して色褪せることなく多くの人に愛され続けています。
本作品は、そうした村下孝蔵の作品から、村下孝蔵のプロデューサーである須藤晃氏によって厳選された60曲を再編して収録。
さらに極めて貴重な最初のホールコンサートの音源と、今回奇跡的に見つかった生前にシングル候補曲として収録された
デモ音源(インストゥルメンタル)を加えた全69曲のCDボックスセットです。
まさに、天空から優しく降り注いでくるような心に響く歌声と共に、
日本人が大切にしてきた情景や機微を思い出させてくれる感動的な作品集です。
関連音楽
99年に46歳の若さで急逝した村下孝蔵が83年に発表した作品。「初恋」「踊り子」など、彼の代表作が収録された音楽ファン必携の名盤。憂いを帯びた詩の世界は実に感動的だ。プライスもリーズナブルなCD選書。 1990/10/15 発売
村下孝蔵の人柄そのままのやわらかな歌声が魅力です。フォーク・ギターを持って、ファーッと現われて歌うと、実にあったかい雰囲気が生まれるシンガー・ソングライター、それが村下です。「少女」この1曲を聞くためのアルバムと言っていいでしょうね。 1990/10/15 発売
CD選書は“文庫”の発想? 携帯便利なスリム・パッケージにシンプルなつくり、で価格もお安いベスト盤。ファンなら飛びつくし、一度はじっくり聴いてみたかった入門者向けにも。彼独特の温もりある透明感、郷愁さえ呼び起こす歌声は秋の夜長にハマります。 1993/10/01 発売
素直に歌を創り歌っている、この人の良さは変わっていない。(3)(4)のヒット曲調もいいけれど、(2)のようなタンゴ調が合っているのではないだろうか。特に、声に特徴(クセ)があるわけでもないから、逆にそれを生かして大人の歌狙いを前面に出しては如何? 1994/07/01 発売
村下孝蔵はやさしいまなざしを持つ歌人だと思う。ヒットした「初恋」を耳にしてそのロマンチックなメロディと詞から、過ぎ去った遠い初恋の記憶を甦らせた人も多いだろう。デビュー作『汽笛がきこえる街』から『何処へ』『夢の跡』そしてこの『かざぐるま』まで、一貫して彼は人が人を愛する想いを歌に託してきた。ハイ・トーンの澄んだヴォーカルとアコースティックなサウンドが一体をなす曲の数々は、われわれ日本人の琴線を心地よく刺激してくれる。 1994/11/02 発売
どんなに時代が移り変わり世の中が進もうと人の心の中にある真心を信じ続けたいーー村下孝蔵の曲を聴くとそんな気持ちで胸が熱くなる。テレビ・アニメ『めぞん一刻』のテーマ「陽だまり」他村下の曲からは忘れかけていた遠い日の記憶が甦ってくるよう。 1994/11/02 発売
遠い昔に見たことがあるような、懐かしいロマンティックな世界を歌い続ける彼の作品集。大ヒットした(4)を代表として、淡い水彩画のような風景は純粋で壊れやすいはかない美しさがある。周囲の音楽に全く影響を受けない独自の活動はユニークな存在だろう。⇒村下孝蔵関連作品はこちら 1995/06/21 発売
しっかりと歌謡曲ラインをつかんでいるデュエット曲「哀愁物語」は買いです。優しさを歌謡でなにげなく聞かせてしまえるヴォーカリスト、それが村下孝蔵なのです。あるひとには優し過ぎると感じられるかもしれないものの、ちょいと悲しい恋物語ですから。 1996/04/01 発売
夏に村下孝蔵とは意外な提案だが、リミックスによるこのベスト・アルバムはなぜか清々しい気分にさせる情感が漂っている。フォーク・ソングといった印象の強い村下が、ここではサウンドのアクセントをポップ感覚寄りにしているので氷柱を見る思い。 1996/04/01 発売
新曲を3曲、アルバム未収録曲を4曲、代表曲の「初恋」「同窓會」のアルバム・ヴァージョンを収めて制作されたベスト盤。先日夭折した村下考蔵。制作担当者のコメントや丁寧に作られた歌詞カードを含め、彼と彼の作品がいかに愛されていたかをしみじみ分かる。 1999/09/08 発売
他界した村下孝蔵が残したプライベートな音源を基に制作されたアンソロジー。多くは本人のチェック用だったりしたもので、一部に今回のために楽器のダビングを施された作品もあるが、素顔の村下がそこにいることに変わりない。スタッフの深い愛情に支えられた追悼盤。 1999/12/18 発売
1周忌記念アルバム。残されたヴォーカルトラックからのリアレンジ、リミックスを含む全14曲。村下考蔵ならではの心暖まるアルバム。『何度もよみがえる優しき歌人のあざやかな世界』 2000/06/21 発売
哀愁をテーマにした“赤歌”、青春をテーマにした“青歌”、未公開ライヴやデモ・テイクの中から厳選した“白歌”とそれぞれのテーマに沿った作品群を3枚のディスクに収めたファン垂涎の1枚。 2000/11/01 発売
故・村下孝蔵の全シングル盤A面と未発表だったカヴァー曲のライヴ・テイク4曲を収録した2枚組SA-CDハイブリッド仕様の編集盤。プロデューサーだった須藤晃による全曲解説や完全ディスコグラフィなども付属しているファン必携の決定版的な内容だ。 2005/06/22 発売
村下孝蔵の7回忌企画第3弾は、最後にふさわしい、全編未商品化のライヴ音源による2枚組ベスト。前作『月待哀愁歌』には収録できなかった村下孝蔵の貴重なパフォーマンスがサウンドで甦る。 2006/05/24 発売