55年のライヴで、正規盤としては初出となる。過剰な演出の一切ない、アンチ・ロマンティシズムといった風情の、端麗にして引き締まった演奏ながら、豊かな情感をあわせ持ったシューリヒトならではのもの。
いずれも50年代初期のライヴ録音で、初の正規盤。有名なハーグ・フィル盤に通じる、流麗にして無駄のない、引き締まった演奏の第7番。緊迫感にあふれ、推進力のあるワーグナーと、どちらも魅力満点。 2005/09/22 発売