ライヴ・アット・ザ・カーネギー・ホール1974
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いまさら何もいうことのない人の、何もいうことのない傑作。シンガー・ソングライターという呼称も、この人のこのアルバムをきっかけに一般的になった。1970年発表。最も早い時期につくられた70年代を代表する作品のひとつだろう。マスト・アイテム。 1997/11/22 発売
71年春のヒット作品で、キャロル・キングの『タペストリー』と並んで、シンガー・ソングライター・ブームを決定付けた。フォークやカントリーだけでなく、ソウルのリズムやジャズのフレーズなども、巧みに吸収しながら、抑制のとれた演奏もききどころ。 1997/11/22 発売
昨今のブームでAORに目覚めたけれど、何か物足りないという方で本作を未聴なら迷わず(8)を聴き、再び全曲を堪能して下さい。恋をしている男性のうつろう心を巧みに歌うテイラーのヴォーカルとマイケル・ブレッカーのサックスに泣いてしまう。これぞ本物です。 1997/11/25 発売
75年発表のJ・Tのヒューマンなアルバムで、(1)や(5)とともに、ジャケットの写真も話題を呼んだ作品だった。デビュー時の作風やサウンドを取り戻すとともに、ニック・デカロのオーケストレーションをうまく使い、J・Tミュージックを確立した作品といえる。 1997/11/25 発売
1974年の作品。カーリー・サイモンと結婚、一人娘が誕生した後の幸せ絶頂期にリリースしたアルバムだ。私生活の変化ばかりでなく、彼はこの作品からそれまでずっとコンビを組んでいたプロデューサー、ピーターと訣別し、新境地をみせている興味深い作品だ。 1998/05/25 発売
76年発表の6作目。A.ガーファンクルとの共演曲(2)やS.ワンダーとの共作曲(9)を含むメロウな佳作で、C.サイモンやクロスビー&ナッシュらもゲスト参加している。いつものJT節も十分に堪能できるけれど、凝ったリズムの(3)や東洋風の(8)なども楽しい。 1998/05/25 発売
76年にワーナーからリリースした『グレイテスト・ヒッツ』から25年、ソニーへ移籍し、待ちに待った続編の登場に世界が沸く。世界を代表するシンガー・ソングライターの新たなる金字塔! 2000/11/22 発売
大御所の5年ぶりの新作ともなれば、大きな期待もしつつ、肩すかしされるんじゃないかとの不安もあった。杞憂だった。新しいことは何もやっていないけど、とんでもない意欲作。あくまでも彼らしく、人生や友への愛情たっぷりの音楽が綴られている。傑作。★ 2002/08/28 発売