ライヴ/ヴァン・クライバーン・コンクール
スルタノフが第1位となった1989年のヴァン・クライバーン・コンクール準本選でのライヴ演奏。当時、彼は19歳、躍動感、突進するドライヴ感が聴きもの。演奏全体に若さのもつ魅力が満ちあふれ、それゆえの物足りなさがあるのもまた、当然である。
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スルタノフは1989年第8回ヴァン・クライバーン・コンクール優勝者。まだ20歳にすぎないが、元気のよい音楽よりも抒情的なものを得意としているのがわかる。チャイコフスキーの第2楽章にショパンをもっとも好む彼の美点がよく表れている。 1995/05/10 発売