ギリシア正教徒である英国人のタヴナーが、当盤の演奏団体の委嘱によって作曲した宗教音楽。キリストの死と復活が、これみよがしなドラマを削ぎ落としたシンプルで象徴的な音楽で描かれている。五感を包み込むかのような深々とした歌声が印象的である。