しっかりと地に足がついた、というべきか、小手先のテクニックや表現でない、誠実で演奏家としての成熟を感じさせる演奏。曲自体、表情豊かで響きのスケールも大きい。演奏者には高度な音楽性と対位法を弾くテクニックが要求されるが、みごと。 1999/04/21 発売