ウー・ラ・ラ
ロニー・レイン脱退の契機となった彼ら最後のスタジオ録音盤。とはいえ、分裂寸前のバンドにありがちな多極化が幸いして、内容的には変化に富むものになった。とりわけ、ロッドのいた当時としては珍しいロン・ウッドのソロ・ヴォーカル(10)が聴きもの。
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スモール・フェイセズの3人にJ・ベック・グループ出身のロッド・スチュワートとロン・ウッドが加わった5人組が70年に発表したデビュー盤。後年の乗りは期待できないが、初期ならではの熱気があるし、特にロン・ウッドとロニー・レインの健闘が目立つ。 1995/12/21 発売
クアイアー・ボーイズなどに、その流れを垣間見ることができるが、その独特のノリは足元にも及ばない感じで、改めて凄かったと、昔のレコードを引っ張り出してきたくなるのが、このフェイセズだ。もちろん、ロン・ウッドも在籍していた71年の作品。 1995/12/21 発売
やけにバシャバシャ、トントンしたドラム。ブーミーなギター、やたら饒舌なピアノ&オルガン。しゃがれ声が歌いだすとバンドは急加速しブキミなノリはクライマックスへ。いなたくも最高のライヴ・バンド、フェイセズの72年作。絶対の凄み。名曲(5)収録。 1995/12/21 発売
メンバー交代によりスモール・フェイセスからフェイセズとなった伝説のバンドのベスト盤。オリジナル・アルバム未収録の「玉突きリチャード」「ユー・キャント・メイク・ミー・ダンス」も収録。 1998/06/25 発売
R&BのぬくもりとR&Rの魂を存分に散りばめた、1971年発表の2ndアルバム。1970年11月のフィルモアイーストでのライヴ音源を収め、ハッピーでルースなバンド・サウンドの真髄がここにある。 2005/10/26 発売
フェイセズの最高傑作と名高い1971年発表の3作目。グループとしての演奏力もピークを迎えつつあった5人のルースで粋なバンド・サウンドを、プロデューサーのグリン・ジョンズがシャープにまとめている。 2005/10/26 発売