ベルリン・フィル縁の才人ふたりをソロに、ラトルが取り持つニールセンの今世紀的展開。懐の深い立体的な描写の重なり合いを通して、ほのぼのとしたデンマークの日常すら想起される面白さ。20世紀から引きずってきた“ニールセン像”が書き換えられる。 2007/09/12 発売