ドリーム・オブ・ライフ
女性ジャズ・シンガーの最高峰が10年前にドイツのビッグバンドと共演した未発表盤。迫力ある声だが、温かい包容力もあり、近くで歌っているみたいだ。バラードではやさしく、スキャットではやさしく、スキャットでは楽しい音をバンドも演奏している。
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カーメン・マクレエの弾き語りアルバム。CDのライナー・ノーツにレコーディング担当の下田哲也氏がいかにして彼女に弾き語りを納得させたかを対談の中で述べており、そのいきさつが興味深い。せつせつと語りかける彼女のバラードが心にしみる。 1986/09/21 発売
ベニー・カーター、オリバー・ネルソン、ショーティー・ロジャースほか4人の名手が編曲指揮。カーメンの魅力をあらゆる角度から掘り下げた、アトランティック時代の豪華作品。4ビートに限らず、あらゆる楽想を手中に収めた、カーメンの力唱が見事だ。 1991/04/25 発売
94年に惜しまれつつこの世を去った黒人ジャズ・シンガー、カーメン・マクレエが68年にLAのホテルでライヴ録音した幻の名作。なんとLP未収録の9曲((16)〜(24))を追加、全24曲の得用盤だ。彼女のライヴ作は傑作が多く、本作もその1枚。揺るぎのない歌唱力が素晴らしい。 1991/08/25 発売
大物ジャズ歌手カーメン・マクレエ、69〜71年の録音。LP未発表の貴重盤だ。曲目はビートルズ・ナンバー3曲をはじめこの時代のポップ・チューンを取り上げている。お馴染みのナンバーを確かなテクニックで料理した彼女ならではの世界だ。 1991/09/25 発売
50年代のカーメンを代表する秀作。その確かな歌唱力と叙情性には、女性歌手の第一人者としての存在を確信させるものが十分ある。伴奏もレイ・ブライアント・トリオで、落ち着いた雰囲気を醸し出す。3曲で彼女の弾き語りも楽しめる滋味溢れるアルバム。 1992/11/21 発売
カーメン・マクレーの50年代のデッカ盤。チコ・ハミルトン・グループ出身のチェロ奏者フレッド・カッツがアレンジを担当し、そのタイトル通り、クールでかなり先進的なサウンドにのって、カーメンがサラリとスタンダードを歌っている。 1992/11/21 発売
名手カーメンの初期作品。が、若き日の歌唱とは言っても直感するのは初々しさではなく、落ち着き払ったアプローチとメロディ表現の上手さだ。ビッグ・バンドをバックに既に強烈な存在感が横溢。今ほど歌がデフォルメされない所も彼女の本質が聴け楽しい。 1992/12/16 発売
彼女がいわゆるマクレー節を確立したのがデッカ時代(55〜58年)なら、それに続くキャップ時代(58〜60年)は最初のピークを迎えた時期といえる。このアルバムはキャップに残した3枚のうちの1枚で、彼女の生き生きとしたヴォーカルが十分に楽しめる傑作。 1993/02/24 発売
ジャズ・シンガーがコンテンポラリーな音楽にチャレンジするのは今や常識だか、78年録音のこのアルバムはその先駆けである。しかも作曲者を何人もフィーチュアした上で、最高のオーケストラをつけるという、今じゃ夢のような豪華な2枚組。 1994/05/25 発売
カーメンとベティという、ジャズ・ヴォーカル界を代表する2大シンガーが競演した87年のライヴ盤に、未発表曲を3曲追加してのCD化。彼女たちの歌唱は、ピアノ・トリオのみの伴奏で歌っても、会場全体を包み込むような大きなパワーを感じさせる。 1996/02/25 発売
なんとこの大名盤が初CD化とは。だが待った甲斐あってか、これまたなんと11曲の未発表曲が追加されているというのだからすごい。リラックスした雰囲気で、カーメンの堂々たるヴォーカルをじっくりと聴きたい。ヴォリューム満点の全38曲。 1998/10/25 発売
カーメン・マクレエのアトランティックでの3作目の初CD化だが、67年に録音された2曲(13)(14)がボーナス・トラックとして追加されている。幅広くスタンダードに取り組み絶賛された本作はその後の彼女の方向性を示している。代表作である(1)は是非聴くべし。 1998/10/25 発売
《ヘリテッジ・オブ・ジャズ〜コンコード30》の1枚。ファンキーでコクのあるカーメンのヴォーカルが楽しめるライヴ。バックの面々のプレイもソウルフルで痛快。 2002/05/22 発売
カーメン・マクレエが73年11月に東京新宿ダグにて行なったライヴ録音。哀感こめて歌われる彼女の歌声はジャズ・ヴォーカルの真髄を感じさせてくれる。 2003/03/05 発売
86年4月1日東京・簡易保険ホールに於けるバラードを中心に構成されたライヴ・アルバム。彼女のハートフルで自由なフィーリングを感じるヴォーカルがリズミカルに聴こえる。肉声で表現し得るジャズ・フレイヴァーの究極が横溢している。 2004/12/22 発売
1973年に新宿のジャズカフェ&バー、DUGで行なわれた実況録音。ヴォーカルとピアノだけで魅了してしまう器量の大きさに気をとられているうちに終わってしまう壮絶な全10曲を楽しめる。古き良き時代の香りが詰まった弾き語りの名盤だ。 2009/02/25 発売