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メロコアの日本代表選手、ハイ・スタのメジャー・デビュー盤。キャッチーなメロディとエネルギッシュな爆音演奏は明らかに他のメロコア連中から数歩抜きん出たもの。オリジナル楽曲の完成度の高さはもちろんのこと、(4)(8)(9)などのカヴァーのセンスも最高! 1995/11/01 発売
日本のオルタナ・シーンを精力的に引っ張るハイスタによる待望のニュー・アルバム。ハードコアでありながら非常にメロディック、ポップ&キャッチーと3拍子そろった気合いの1枚が完成してます。全開なる夏に向けて大スイセン盤。ライヴ体験も必須!! 1997/05/14 発売
“何度も繰り返し聴きたくなるパンク・アルバム”の大傑作である。ボサ・ノヴァ調の(13)や“アメリカン・・グラフィテイ”な(17)など、あまりに唐突で異色なナンバーもまったくもって本気で取り組んでるから余技で終わるわけがない。澱んだ気持ちが洗われる思いだ。★ 1999/06/30 発売
世界にむけて「はじめてのチュウ」を発信したハイスタ。全曲名曲の愛のある1枚です。 Disc1 1 : This Is Love 2 : My First Kiss 3 : Catch a Wave 4 : Can't Help Falling in Love Powered by HMV 2001/07/24 発売
Hi-STANDARD、16年ぶり新作CD『ANOTHER STARTING LINE』 <収録内容> 01. TOUCH YOU 02. ANOTHER STARTING LINE 03. NOTHING TO LOSE 04. RAIN FOREVER 同シングルは無告知で突如リリースされたもので、 新曲音源のリリースは2000年発売のシングル『Love Is A Battlefield』以来16年ぶりとなる。 Hi-STANDARDは、2011年の再始動以降のライブがない期間も定期的にスタジオに入り、 再びバンドとしての再構築を続けたという。シングルに収められた新曲4曲のレコーディングには、 『GROWING UP』(1995年)、『ANGRY FIST』(1997年)の制作にも携わったライアン・グリーンが参加している。 2016/10/05 発売
Hi-STANDARDの復活を決定づけるカバー集「Vintage & New,Gift Shits」発売決定! Hi-STANDARDの復活を決定づけるカバー集「Vintage & New,Gift Shits」の発売が決定した。 97年に7インチ(レコード)でリリースされていたシンディ・ローパー「MONEY CHANGES EVERYTHING」、 同じくドイツのパンクバンドWIZOとのスプリットシングルに収録されていたジョン・レノン「HAPPY XMAS(WAR IS OVER)」が 約20年!!の時を経て待望のCD化。アナログ盤からのデジタルリマスタリングとなっている。 そこにビーチボーイズ「I GET AROUND」、ザ・シュプリームス「YOU CAN'T HURRY LOVE」の2曲(こちらは新録)を収録した 4曲入りカバー集となっている。前後半の楽曲で時代の変化を色濃く感じられる音の違いも聴き所のひとつと言えよう。 10月5日発売の「ANOTHER STARTING LINE」と今作のリリースにともない待望のショートツアーも決定している。 <収録内容> 01.I GET AROUND 02.YOU CAN'T HURRY LOVE 03.MONEY CHANGES EVERYTHING 04.HAPPY XMAS (WAR IS OVER) <プロフィール> 難波章浩(Vo&Ba)、恒岡章(Ds&Ds)、横山健(Gt&Vo)1991年結成。 ■LIVE予定 【GOOD JOB! RYAN TOUR 2016】 12/3 (SAT) 宮古KLUB COUNTER ACTION 12/5 (MON) 石巻BLUE RESISTANCE 12/6 (TUE) 仙台PIT 12/8 (THU) 新潟LOTS 2016/12/07 発売
告知なしで突如リリースされた「Another Starting Line」から1年、実に18年ぶりとなるフルアルバムが完成。 待ってましたと言わんばかりの、疾走感溢れる“これぞハイスタ!”と誰もが唸るであろうハイスタ節が炸裂するナンバーの数々を収録! 2017/10/04 発売
今から約9年前、2016年10月5日にHi-STANDARDが事前告知なしで16年半ぶりとなるシングル『Another Starting Line』をリリースした衝撃からHi-STANDARDは、バンドが結成された90年代を彷彿とさせるような勢いで音楽シーンを席巻した。「AIR JAM 2016」「AIR JAM 2018」の開催、カバーEP『Vintage & New, Gift Shits』、約18年ぶりとなるアルバム『THE GIFT』のリリース、初のアリーナ公演を含む全国ツアーの開催、ドキュメンタリー映画の公開などなど、現在進行系でぶっちぎりでカッコいいパンクバンドの活躍は、多くの人々の胸を熱くした。 2023年2月14日、恒岡章(Dr.)が急逝した。彼を失ったことは日本の音楽シーンにとっても大きな損失であったが、何よりHi-STANDARDに残された2人を、言葉にし尽くせない深い悲しみが襲ったことは想像に難くない。バンドとしては、水面下で進行中のいくつものプロジェクトは、恒岡を失った後ほとんど全てが一旦仕切り直しになった。しかし、2人はバンドを止めなかった。訃報の2か月前にレコーディングをしていた「I’M A RAT」を4月にリリースし、6月には恒岡とともに出演するはずだった「SATANIC CARNIVAL ‘23」に出演。EKKUN、ナヲ、ZAXという3人のサポートドラマーを迎えたステージは、間違いなく“Hi-STANDARDのライブ”だった。そしてこの場で、横山も(「また必ず戻ってくるよ」)、難波も(「またハイスタをつくってくるからね、じっくりじっくり」)、Hi-STANDARDを続ける意志を明言。実際、その約束はすぐに果たされた。2024年に開催されたNOFXの「The Final Japan Tour」ではZAXをサポートとして迎え、4本のライブを敢行。Hi-STANDARDをフックアップし、彼らが世界的に飛躍するきっかけを与えた恩人でもある、西海岸の大御所のエンディングに花を添えたのだった。 それから1年半以上が経ち、2人は再び表舞台へ帰ってきた、ZAXという新たな仲間とともにーー。 「Screaming Newborn Baby」と名付けられた6曲入りのミニアルバムは、まとまった音源としては『THE GIFT』以来8年ぶり、ミニアルバムとしては1stミニアルバム『LAST OF SUNNY DAY』以来約31年3か月ぶりの作品となる。もちろん、新メンバーZAXが参加したレコーディング音源はこれが初めてとなる。 当然、この作品にたどり着くまでの道のりは平坦ではなかった。横山が自身のコラムで書いた<皆さんが慣れ親しんだトライアングルは終わってしまった>という言葉にもあるように、2人は言葉では言い表せない感情を胸に、必死でもがいていた。前には進みたい、簡単には進めない。絶望もあった、虚無もあった。しかし、バンドに残された2人は、今を生きている。であれば前に進むしかない。前に進みさえすれば、形や結果は後からついてくる。新たな作品を発表することで否定的な意見もあるかもしれないが、そんなことは関係ない。たとえそんな姿が世間にとってどう映ろうが、それすらハイスタの生き様として見せていく。壊しては創り、壊されては創り、壊れてしまっては創り、転がり続ける。それがロックンロールなんだーーそんな覚悟の末に辿り着いたのが本作なのである。 「Screaming Newborn Baby」はクリックなしでレコーディングされ、ハイスタ結成初期の生々しさを彷彿とさせる勢いが印象的。そこにはDescendentsのBill Stevensonがミックスを手掛けていることも少なからず影響を与えている。Daisuke Hongolianによるアートワークはパンク史に燦然と輝く名盤『MAKING THE ROAD』を想起させる。しかし、これは原点回帰とは異なる。むしろ、自分たちが歩んできた道のりを今改めて噛み締め、再び前を向いて前進する、そんな力強い意志を感じさせる。 収録楽曲に触れると、亡き盟友・恒岡について歌った曲もひとつではない。「OUR SONG」を筆頭に彼への想いも込められつつ、この歌詞に登場する“we”は、必ずしもすべてがHi-STANDARDのことだけを指しているわけではない。そこにはこの作品を聴いているリスナー一人ひとりのことも含まれている。楽曲後半に登場する、温かみのある8ビートに乗せたシンガロングパートはオーディエンスのために用意された特等席だ。2024年10月6日に解散したNOFXのFat Mikeについて歌った「Song About Fat Mike」も、Hi-STANDARDの「今」を綴っていることは容易に伝わってくる。 この作品からわかるのは、彼らはどんな浮世からも目を逸らさず、どんなにボロボロになろうとも、様々な想いを背負いながらロックンロールを鳴らしているということ。それがHi-STANDARDというバンドをより偉大に見せている。新ドラマーとともに重圧を感じさせないこの約18分の間に鳴っている音は、間違いなくHi-STANDARDのものだと断言できる。 Hi-STANDARDは、90年代以降のパンクシーンをキラキラと照らしてきた太陽だ。それは今後も変わらない。悲喜こもごもを重ねて、輝き方はこれまでとはまた違う新たな輝きを放つだろう。俺たちのHi-STANDARDは続いていくーーこんなふうに今、再び思える幸せを噛み締めたい。 2025/11/26 発売