音楽むすび | シューマン:ピアノ五重奏曲 ヴァイオリン・ソナタ 第2番

シューマン:ピアノ五重奏曲 ヴァイオリン・ソナタ 第2番

シューマン:ピアノ五重奏曲 ヴァイオリン・ソナタ 第2番

「ヴァイオリン・ソナタ第2番ニ短調」は、腰を据えじっくりと弾かれた冒頭から印象的で、作品への共感と確信が伝わってくる。第3楽章後半のピアノのアルペッジョに乗っての歌も瑞々しく、全編隙のない演奏。「ピアノ五重奏曲変ホ長調」はフレージングやテンポ変化での対応など、臨時編成とは思えぬ仕上がり。第2楽章で2度にわたって登場する第1副主題部など実に精妙だ。★

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