ランデヴー・イン・リオ
北米人のボサ・ノヴァ好きを自身の“作風”の域にまで高めてきたのがこの人。3年ぶりとなるこのアルバムでも、凡百のボサ企画とは一線を画した、繊細かつ精緻なプロダクションを聴かせている。自叙伝的とおぼしき(3)には、クール・ジャズへの傾倒ものぞく。
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アート・オブ・ティーアート・オブ・ティー
75年のマイケル・フランクスのデビュー盤。デビュー当時はこの軽いタッチの声をもった才能豊かなシンガー・ソングライターのシティ感覚は新鮮に写ったが、今でもスンナリ入ってくる。それもそのはず、バックにクルセイダーズの面々他がキラリと光る演奏を。 1997/11/25 発売
スリーピング・ジプシースリーピング・ジプシー
70年代後半、シティー・ボーイ&ガールにとってそれほど重くはなく、かと云ってポップ過ぎない、クロウトが気楽に演っているといった感じ…ソフト&メロウ、シティ・ミュージックが人気を集めた。その旗手となったのがマイケルだ。とても上手いとは言えないがじっくり聴かせるには最適なヴォーカル、しかも自作で、バックは一流フュージョン。「アントニオの歌」で知られる『スリーピング…』(76年)はクルセイダーズ系、『パッション…』(83年)はNYフュージョン総動員の実にオトナの洒落たサウンドだった。 1997/11/25 発売