ショパン:春夏秋冬
『ショパン序破急幻』に続く今回のアルバムで、遠藤郁子はop.28とop.45の合わせて25の前奏曲の各曲に、彼女の故郷北海道の四季折々のイメージ・タイトルを記し(たとえば第2番は「鮭の墓場〜晩秋」)、望郷の念を交えつつ思い入れの深い演奏を聴かせる。
関連音楽
ショパン:序破急幻ショパン:序破急幻
ショパンと能、という組み合わせは個性的であるが、ライナーを読むと納得できるものである。ノクターンとバラードを能の演目の流れに合わせてプログラム。着物でピアノを弾くというスタイルも、一貫したコンセプトのなかにあって、納得。演奏も上質である。 1995/05/24 発売