ショパン:空風火水地
ショパンのポロネーズ全集。ニュアンスも起伏も豊かで、ファンタスティックな表現を生み出しているけど、民族的な色彩の味わいやショパンのヒューマンな魅力の表出といった点で少しもの足りない感じ。遠藤郁子流の解釈と演奏、どの曲もそんな印象を受ける。
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ショパン:序破急幻ショパン:序破急幻
ショパンと能、という組み合わせは個性的であるが、ライナーを読むと納得できるものである。ノクターンとバラードを能の演目の流れに合わせてプログラム。着物でピアノを弾くというスタイルも、一貫したコンセプトのなかにあって、納得。演奏も上質である。 1995/05/24 発売