幻の魚
99年5月にマキシ・シングル「眠る魚」でデビューした、シンガー・ソングライターの1作目。ピアノをメイン楽器とする人で、ウィンダム・ヒルのサウンドを彷彿とさせるような、清涼感かつ透明感にあふれる音楽を作る。かといって現実離れした世界ではない。
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シンガー・ソングライター、大木彩乃のデビュー・マキシ・シングル。パリ録音とのことで、(2)はモダンなシャンソンといえなくもない。小坂明子みたいなホンワカしたものが漂うヒトなのだ。たとえが古くてすまん。今は激しい人が多いから、こんな芸風は新鮮。 1999/05/21 発売
ピアノ・ヴァージョンを含む、彼女の4曲入りマキシ・シングル。最近はやりのクセの強い女性ヴォーカル調ではなく、いたって素直でソフトな歌声の持主だが、底から支えてくれるような、芯のある感を受ける。(2)や柔らかなピアノが、矢野顕子を彷彿させる。 1999/10/21 発売
これまでの作品はフランス・レコーディングによるテイスト重視。今作はそれとは違ったアプローチにより楽曲が引き立ったサウンドに。季節感たっぷりのアップテンポ・ナンバーは実に心地良い。 2000/04/21 発売
昨年、『幻の魚』でアルバム・デビューした彼女のセカンド。ポップなナンバー、アコースティック感覚の楽曲、それに本人のアレンジによる楽曲で構成した、文字通り一編の短編小説のような作品だ。 2000/10/21 発売
セカンド・アルバム『屋上遊園地』からのシングル・カット曲。11月には東京・大阪・名古屋での初のライヴ・ツアーも予定している彼女、アルバムと併せて支持層の底上げを狙っている。 2000/11/01 発売
透明感あふれる歌声、瑞々しいメロディが魅力の大木彩乃のニュー・シングル。アートワークは気鋭のイラストレーター・ユニット“100%オレンジ”が担当し、彼女の世界観を巧く伝えている。 2001/08/22 発売
渡辺善太郎をアレンジャーに迎えて制作された大木彩乃のニュー・シングル。“独りぼっちの冬”をテーマした彼女流のウィンター・ソングは、どこか懐かしさにあふれている。 2001/11/21 発売