GUNIW 2000Ls BEST
2000年11月のライヴを機に5年間の活動休止に入る“グニュウツール”が、バンドのこれまでの集大成となる2枚組ベスト・アルバムを送り出す。全27曲に彼らの想いの全てが詰まっている。
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メンバーの持つ趣向性とは……幻想的なプログレ主義。耽美的なニューロマ感覚。遊び心たっぷりのアヴァンギャルドなポップ感覚。まるで騙し絵のように、様々な角度から多面性を持った表情が見えてくるこの作品。同時制作のビデオを観るとさらに混乱するかも……。 1996/04/24 発売
ヴォーカルとギター2人という変則的なユニットのセカンド・アルバム。リズム隊にゲストを迎えてロンドンで録音されている。ジャケットやタイトルの印象どおり、童話ののどかな不気味さみたいな二面性を感じさせてくれる、イマジナティヴなサウンドだ。 1997/01/22 発売
デジタルとロックを融合させた音を創り出す彼らのミニ・アルバム。ヴァイオリンや管楽器を取り入れ、なおかつ破壊的なサウンドは音の実験をしているよう。voの声もヨイ。(1)はヘッドホンでドーゾ(ハート)。名前は忘れたが花やしきのアトラクション気分デス。★ 1997/08/21 発売
早くも彼らのマキシ・シングル。同期ものをうまく活かしたサウンドは健在なうえ、フレットレス・ベースを強調した(2)など、またしても不思議な世界を生み出している。前作ほど奇抜さは感じられないものの、おしゃれデス。 1997/12/17 発売
音楽だけに留まらないアート集団である彼らのライヴ・アルバム。ギタリストでありサウンドの要だったメンバーJAKE脱退前夜のNHKホールのライヴを収録したもので、第1期の集大成とも言えそうな内容。ビデオも同時発売だが曲数と収録曲が一部違う。 1998/03/21 発売
デジタル・ロック的なアプローチが大胆に試みられた新作。どの曲も世紀末的退廃美がプンプン。サウンドだけでなく、映像、衣装、演出などすべてをセルフ・ディレクションしている彼らの本領が発揮された内容だ。(4)はBUCK-TICKの今井寿のペンによる曲。 1998/08/21 発売
とても幻惑的かつ文学的な詞世界。なれどサウンドは、かなり重苦しい空気を持ったマイナー調なデジタル・ビート。悲壮感さえ漂う狂気的な歌声が、桃源郷的で摩訶不思議な物語の世界へと、心を誘っていく。まさにこれぞ、思いきり壊れたデジ・ポップだ! 1999/04/21 発売
曲のすべてを映像化することで有名な彼らのセカンド・マキシ。荒野の山師・宇宙人・大道芸人を映像モチーフとする(1)は、怪しげなファンク。(3)はタイトルの硬さとは裏腹にヴェルヴェット・アンダーグラウンドの「サンデイ・モーニング」の雰囲気を醸し出してキュート。 1999/07/23 発売
グニュウツール、初の海外(ロンドン)レコーディングの4枚目のアルバム。ニューウェイヴなデジタル・ロック・サウンドが本領の彼らだが、今回プライマル・スクリームなどを手がけているエンジニアを迎えたことによって、さらにテクノ色が強くなった。 1999/10/21 発売