パリを遠く離れて
レトロな味わいのフレンチ・シャンソン名曲をうたうヴィクター・ラズロとはなんとも恐れ入った。とはいえそれは嬉しい驚き。彼女ならではのラテン・フレーバーいっぱいのアレンジとも相まって、楽曲&アーティストの双方にとっての挑戦は大成功。なかなかの聴きものだ。
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バック・トゥ・フロントバック・トゥ・フロント
91年の5枚目のアルバム・リリース後、女優への転身を図って成功しつつあるヴィクター・ラズロの久々の帰還作。歌は自分を表現する完璧な手段、という彼女だけにこのアルバムでは一切妥協なく自らの指向を追求、ジャジーでエレガントな魅力をふりまく。 1996/07/25 発売