彩風の音
夏川りみの4枚目。村上てつや、宮沢和史、谷村新司といった多彩な作家陣が楽曲提供。BEGINの上地等の手になる(1)がいい。今更ながら、歌うまいなあ。吉川忠英をはじめとするスタジオマンのバッキングも秀逸。ちなみに(1)のドラムはカーネーションの矢部浩志。
関連音楽
同郷の沖縄県石垣島出身のグループ、BEGINの曲(作詞は森山良子)「涙そうそう」を夏川がカヴァー。「花になる」のアコースティック・ヴァージョンも含む、充実のマキシ・シングルだ。 2001/03/23 発売
島唄を思わせる伸びのある声が印象的な女性シンガーのミニ・アルバム。実際、沖縄民謡「てぃんさぐぬ花」や、スタンダード・ナンバーの「花」など、収録曲はすべて沖縄絡みのものばかり。シンプルかつアコースティックなサウンドも爽やかで心地よい。 2002/03/21 発売
「涙そうそう」でブレイク後初のマキシ・シングル。ほのかに沖縄を感じさせる歌謡曲風のメロディが彼女の歌の魅力にフィットしている。本領を発揮する、三線の弾き語りによる八重山民謡「鷲ぬ鳥節」に、ふくよかな歌声を培った芳醇な音楽的土壌が、強く滲む。 2003/03/19 発売
石垣島出身の夏川のアルバムは、彼女が空に描いた11枚の風景画のような歌を収録。切ない歌もリズムにのった朗らかな歌も、その向こうに伸びやかで空気感にあふれた自然の息吹きが感じられる。「涙そうそう」のライヴ・ヴァージョンでは森山良子、BEIGINと共演。★ 2003/03/26 発売
テレビ朝日系木曜ミステリー『京都地検の女』の主題歌でもある「鳥よ」は、ストリングス・サウンドを背景に三線とギターの音色が鳴り、のどかな風景を想像させるラブ・ソングとなっている。「ナツノキオク」ではヴォーカルで微妙に沖縄色を出している。 2003/08/27 発売
2002年3月リリースのミニ・アルバム『南風』に収録されている楽曲が、ファンの要望に応えてシングル化決定。コンサートでは、この曲を聴きにやってくる妊婦や子ども連れの女性が増えているとか! 2003/09/26 発売
夏川りみの7曲入りミニ・アルバムは“子守歌”をテーマにしたもの。日本のものに加え、中国、韓国、モンゴルの子守歌を収録。沖縄の子守歌としては、オリジナル2曲が収められている。彼女のシンガーとしての充実ぶりが、潤いに満ちた声に感じられる。 2003/10/22 発売
THE BOOMの宮沢和史が作詞・作曲を手がけた、夏川りみのシングル。夏川本人が出演している、キョーリン製薬「ミルトン」CMソング。「涙そうそう」に続く名曲が完成。 2004/07/21 発売
2005“愛・地球博”NHKテーマ・ソングに起用されたこの曲は、大陸的なスケールをたたえた温かくて大らかなナンバー。豊かな声量と正確な音程、そして、やわらかい包容力を持ったヴォーカルによって彼女は、難易度の高いこの曲を完璧に歌いこなしている。 2004/12/16 発売
11枚目のシングル。(1)は、9作目のシングルのセルフ・カヴァー。作詞・作曲を手がけたコブクロの小渕健太郎がプロデュースし、シンプルな演奏により陽性の歌声がいっそう心に響く。(2)は、CBC開局55周年記念曲で、未来の子供たちに向けての希望に満ちている。 2006/08/23 発売
12枚目のシングル。「フルサト」はTBS系ドラマ『浅草ふくまる旅館』主題歌で、槇原敬之が手がけたミディアム・チューンのポップス。「じゃあね,またね。」は語るように歌うシンプルなバラード。「千里を越え」は二胡の音が印象的な哀愁歌謡。3曲とも郷愁感が漲っていて、地方出身者に贈りたい逸品。 2007/02/07 発売
ファンのリクエストをもとに企画された初のカヴァー・アルバム。中島みゆきからフレッド・アステアまで、多岐にわたる有名曲を柔らかな彼女の色に染め替えており、語り部による物語に耳を傾けているような気分になる。 2007/11/21 発売
NHK土曜ドラマ『フルスイング』のテーマ曲に使用されているタイトル曲と飛鳥涼のカヴァーのカップリング・シングル。カヴァーを核としたコンサート・ツアーとアルバム制作を経て、シンガーとしてひとまわり大きくなったスケールの大きな歌声が聴ける。 2008/01/23 発売
夏川りみのシングルは細野晴臣の往年の名曲「ハネムーン」に通じる豊潤な香りがする。クレジットを見たら作曲は熊谷幸子だった。リスナーの求める夏川りみ像を保持しつつ、ちょっとした冒険心も感じられる好シングル。亀井登志夫作曲の「だいじょぶ、だいじょぶ」も佳作。 2008/07/23 発売
デビューから10年、2009年元旦に入籍を果たしたことでも話題を呼んだ夏川りみの、初2枚組アルバム。余裕さえ感じさせる端正さが際立つディスク1のスタジオ録音、圧倒的な感情のほとばしりをうちに秘めたディスク2のライヴ作品集と、その充実度には感動する。 2009/03/18 発売
『歌さがし』シリーズの2作目。日中のスタンダード曲カヴァー集となっていて、日本語ヴァージョン盤と北京語盤の2枚組。朴訥さと洗練された歌唱とがいい具合に溶け合い、テレサ・テンを思わせる優しい歌声でうたわれる。歌に余裕と奥行きを感じさせるアルバムだ。 2010/02/24 発売
母となった夏川りみが新しい子守歌の形を提案する、節目となる15thシングル。あふれ出る母性を表現した表題曲のほか、坂本九の「心の瞳」のカヴァー、NHK『ラジオ深夜便』を飾る「愛しい子」をカップリングする。 2011/02/09 発売
多くの人へ届けたい曲「あすという日が」 この「あすという日が」は、元々「吹奏楽とともに奏でられる爽やかなクラス合唱曲を」という依頼に基づいて、 2006年に大阪で開催された「第30回 全日本合唱教育研究会全国大会」のために作曲されたもの。 詩人・山本瓔子さんの詩に付曲されたもので、ピアノ伴奏版と吹奏楽伴奏版の2種類がある。 仙台市立八軒中学校の吹奏楽・合唱部は、3月19日に福島市で予定されていた「声楽アンサンブルコンテスト全国大会」に宮城県の中学校代表として出場する予定だった。ところが、3月11日に発生した東日本大震災の影響で出場がかなわなくなり、同中の校舎も避難所として約100人の被災者が4月12日まで避難生活を送ることに。そんな中、避難所となった学舎で、部員たちが被災者たちの前で「あすという日が」を披露。その様子がNHKのニュースで取り上げられ、その感動的な歌詞にも注目が集まり、大きな反響を呼んだ。 その後、4月12日の『NHK歌謡コンサート』で、皆さんに温かい気持ちになってもらえるようにと、今年度新設されたコーナー「あしたの笑顔に」で、明日への希望が描かれたこの楽曲が紹介されることになり、歌唱を夏川りみに依頼。番組での歌唱以降、レコード会社への問い合わせや、インターネット上での反応も大きく、それならばより多くの人へこの曲を届けたいという想いで、リリースが決定。 今作は、ギター、ベース、ピアノ、シンセサイザーを入れ、夏川りみの歌を主体に、 合唱(コーラス)&ストリングス(ダブルカルテット)も加え、優しく暖かい、それでいて歌の説得力を増すアレンジとなっています。 *同曲は関係者を通じて以前から夏川自身親交のあった秋川雅史さんも興味をもっていたことから、“それならば、それぞれの世界観で表現し、一人でも多くの人に伝えましょう”ということでそれぞれのレーベルから同日発売も決定しております。 2011/09/21 発売
台湾で根強い人気を誇る夏川りみが台湾向けにリリースしたベストアルバム。 台湾国内で大ヒットを記録した話題のアルバムがいよいよ日本上陸! 「涙そうそう」「童神〜ヤマトグチ〜」などの代表曲はもちろん、「島唄」「花」などの カバー曲、さらにはテレサ・テンの名曲「別れの予感」のカバーなど新録2曲を含めた、 “夏川りみmeets台湾”的最新ベストアルバム! 「涙そうそう」の大ヒットで日本のみならずアジアでの人気も高い彼女が、特に根強い人気を誇る台湾に向けて、 台湾オリジナルのベストアルバムを2015年にリリース。「涙そうそう」「童神〜ヤマトグチ〜」 「愛よ愛よ」などお馴染みの大ヒット曲に加え、「島唄」「花」などのカバー曲、「茉莉花」 「月亮代表我的心」などの台湾語曲も網羅。また、この作品のために録りおろされた台湾の歌姫テレサ・テンのカバー 「別れの予感」、台湾民謡の「雨夜花」の台湾語バージョンの2曲を新たに収録。 ジャケットは台湾のみならず日本、アジアでも高い人気を誇る台湾のカリスマイラストレーター、陳淑芬・平凡の描き下ろし イラストレーション。彼女の故郷石垣と台湾を象徴する花ブーゲンビリアをバックに、幻想的でノスタルジックな夏川りみの 新たな魅力を感じるポートレートに仕上がっている。 日本盤には台湾の人気音楽ライターdato氏による解説「台湾が夏川りみに熱狂する理由」を収録。 日本と台湾とを結ぶ夏川りみのスペシャルなベストアルバム。ファンのみならず、 これから夏川りみの歌声と出会う人にもマストバイの全16曲となっている。 <収録内容> 01.花 02.島唄 03.童神〜ヤマトグチ〜 04.涙そうそう 05.月亮代表我的心 06.茉莉花 07.世上只有媽媽好 08.ファムレウタ(子守唄) 09.愛よ愛よ 10.イラヨイ月夜浜 11.満天の星 12.安里屋ユンタ 13.島人ぬ宝(LIVE) 14.五穀豊穣(LIVE) 15.別れの予感(新録音) 16.雨夜花(新録音) 全16曲収録 2016/03/16 発売