ノイズで展開される(1)をはじめとするギター・プレイから、作詞・作曲・プロデュースまで自身で手がけた異色作。ロックやジャズに傾倒しながらも、ジャンルを超越する多彩な要素を感じさせ、かなり硬派な仕上がりといえる。音とグルーヴを堪能したい。
さすが個性派/クール/とっぽい俳優のオダギリジョーだけのことはある。タンクトップに入ったケース型CDなど装丁のお洒落さはもちろんのこと、楽曲ではとても哀愁味を持ったギター演奏を響かせる。これはインスト作。彼の心の情景を綴った幻想作だ。 2006/10/04 発売