91年のエリザベート・コンクールの優勝者、フランク・ブラレイの27歳でのデビュー・アルバム。すでに確固としたシューベルト像を作り上げ、確信に満ちた演奏を展開している。柔と剛をあわせ持った精気あふれた仕上がりだ。