制作・出演 : フランク・ブラレイ
ピアノ・コネクション 〜フレンチ・ピアノデュオ作品集ピアノ・コネクション 〜フレンチ・ピアノデュオ作品集
仲良しコンビによるスーパー・デュオの第3弾。メインはプーランクのピアノ・デュオ全曲が入ったこと。“エスプリ”とはこういうものだよ、とさり気ない微笑みで語る二人の姿が見えるようだ。ドビュッシーとラヴェルは気取らなさ過ぎて、ちょっと物足りない仕上がりかも。
IMPRESSIONS〜ドビュッシー、ラヴェル:作品集IMPRESSIONS〜ドビュッシー、ラヴェル:作品集
ニュアンスや音色へのさりげない配慮が粋なブラレイ。「喜びの島」では細かく駆け巡るアルペッジョやふと変わる気分の表現が巧みで、エンディングの盛り上がりも十分。他方、「ミンストレル」などのジャズ風遊びやユーモアを湛えた作品でも冴えたセンスを聴かせている。
シューベルト:ピアノ・ソナタ 第20番/3つの小品シューベルト:ピアノ・ソナタ 第20番/3つの小品
91年のエリザベート・コンクールの優勝者、フランク・ブラレイの27歳でのデビュー・アルバム。すでに確固としたシューベルト像を作り上げ、確信に満ちた演奏を展開している。柔と剛をあわせ持った精気あふれた仕上がりだ。
ラプソディ・イン・ブルー〜ガーシュウィン・ピアノ曲全集ラプソディ・イン・ブルー〜ガーシュウィン・ピアノ曲全集
フランスのピアニスト・ブラレイの、彼としてはちょっと珍しいガーシュウィン。独奏曲はほぼ全部収めていて、「ラプソディ・イン・ブルー」と「パリのアメリカ人」は独奏版。繊細でお洒落なガーシュウィンだ。
朝の歌〜プーランク:ピアノ協奏曲集朝の歌〜プーランク:ピアノ協奏曲集
すでにプーランクのソロ・ピアノ作品全集や室内楽全集が高い評価を受けている、フランスの気鋭のピアニスト、ル・サージュが、プーランクのピアノ協奏曲集を録音した。ル・サージュは、ここでも気負うことなく、小粋で冴えた演奏を聴かせてくれる。
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