うたあしぃび
前作ではピアノとのコラボで新たな分野を切り開いた朝崎郁恵のセカンド・アルバムはウォン・ウィン・ツァン、姫神、チチ松村などが参加してのこれまた斬新なアプローチ。奄美島唄の古形をきちんと受け継ぎながら、(2)に聴かれるように、それを尖鋭的な感性で生まれ変わらせている。★
関連音楽
元ちとせの登場で脚光を浴びた奄美島唄の第一人者にして、孤高の唄者、朝崎郁恵の新作。唯一無二の“グイン”(節回し)と、ディープな歌声はほかの追随を許さぬものがある。レゲエのリズムに乗せるなど、島唄表現の新たな可能性にチャレンジした意欲作。 2002/04/15 発売
奄美(現在東京在住)の唄者、朝崎郁恵がピアノ伴奏で歌っていく。また、浜で潮騒を伴奏に歌っていく。表情豊かな裏声を使った節回しは、昔風の歌い方であるという。「徳之島節」にUA(母親が朝崎と同郷)が参加。歌そのものの持つ力を体感させる歌唱。 2002/08/07 発売
多くのアーティストが敬意を表す元祖・奄美島唄継承者のオリジナル・アルバム。70歳を越える彼女にしか出し得ない、人生や大自然をも感じさせる“魂の声”が最大の魅力。代表曲ほか、島唄や全国の子守唄を収録。 2005/05/18 発売
2002年に67才でメジャー・デビューを果たした島唄の第一人者、朝崎郁恵のミニ・アルバム。アレンジャーにウォン・ウィンツァンを迎え、歌とピアノのみのシンプルな世界観を披露。島唄の持つ凛とした強さと優しさ、どこか懐かしい歌声が楽しめる。 2008/01/23 発売
近年の録音からレーベルを超えて編集されたベスト盤。UAや元LUNA SEAのSUGIZOなど、ロック?ポップ人脈とのコラボも少なくない。独特の発声を含め、奄美の民謡歌手として異色の立ち位置にあるこの人ならではだろう。『NHKみんなのうた』初出の「行きゅんにゃ加那」はその白眉。 2008/08/06 発売