今回はとくにオペラ・ファンでなくとも楽しめる親しみのある曲を集めている。各曲には、少々生真面目なくらいきっちりと取り組んでいる。したがって多少違和感のある曲もあるが、名曲集として十分に美しくまとまっている。中では(9)が聴きごたえがある。