EMI CLASSICS 決定盤 1300 86::ベートーヴェン:「ラズモフスキー第3番」「セリオーソ」
ABQの1回目の全集からの1枚。中期の傑作と、後期への入り口に当たる11番の組み合わせ。ABQの特長のひとつは、豊かな歌が充溢していることだが、ここでも、歌心と現代的な鋭さが一体となった演奏が聴ける。
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ベートーヴェン晩年の傑作。晦渋な面もあるこの名作を、ABQは硬軟の絶妙なバランス感覚で、情熱的に音を紡いでゆく。いささかの淀みもない大きな流れを創り上げている。ABQの名演のひとつと言われている盤。 2004/12/08 発売
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室内楽を、それまでのやや近寄り難い通向きの渋いイメージから鮮やかに解き放ったのが、このアルバン・ベルクSQかもしれない。とにかくその演奏は、驚くほどにアグレッシヴであり、技術の冴え、スピード感、大胆な表現意欲など、まさに現代のSQの規範。 2005/09/22 発売