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機械仕掛けかなと思うような固いビートがけっこう効いている巨匠のソロアルバム。LAとロンドンでの録音。一筋縄じゃいかない音の連鎖が、比較的判りやすく並んでいる。アンビエント的要素がモダンに踊っているという感じもあったりするのだった。 1992/10/10 発売
「ロック」の文脈の中で自分の音楽が語られるのを嫌うというイーノ。85〜90年の作品を集めた本作は、いわゆるキメのないスタティックな響きの浮遊する音楽で、アンビエント=環境音楽と呼ばれるらしいが、なんの、しっかり「聴き方」を要求してくる。 1992/12/10 発売
[1]は'75年の作品で、プログレッシヴの新しい方向を模索するブライアン・イーノの姿が見える。[2]は'77年の作品で、ニュー・ウェイヴへのアプローチが感じられる。デイヴィッド・ボウイやトーキング・ヘッズからの影響が無きにしもあらず、というところ。 1996/07/24 発売
「カノン」で知られる『ディスクリート・ミュージック』の2年後に発表された、77年のソロ作品。カンやクラスターといったジャーマン系のミュージシャンを迎え、聴きやすい音に仕上げている。 2004/07/22 発売
実験的仕掛けの集大成として発表予定だったのだが、発売延期のため再度作り直したもの。スペイシーなダンスとサウンドと、存在感あふれる彼のヴォーカルがなんともスリリングなプログレッシブ・アルバム。 2004/08/21 発売
78年発表のアンビエント・シリーズ第1弾を紙ジャケ復刻。タイトルどおり空港用に制作されたもので、本人の飛行機嫌いを緩和するのが目的とも。ピアノとコーラスを素材にした美しい作品だ。 2004/12/22 発売
アンビエント・テクノの牙城WARPへと移籍してのアルバムは、当然のように全曲インスト。彼自身が言わば“元祖”であるアンビエント系から、アグレッシヴなギターが鳴りわたるロック的な演奏まで、“イーノらしさ”の引き出しを全面公開したかのよう。本人いわく、“音のみの映画”だそうだ。 2010/10/20 発売
●現在の気候の非常事態をテーマにしたブライアン・イーノの新作『FOREVERANDEVERNOMORE』は、 ウエスト・ロンドンにあるイーノのプライベート・スタジオでレコーディングされた10曲が収録され、 2005年のアルバム『Another Day On Earth』以来、イーノ自身がヴォーカルを担当した作品となっています。 ●2021年8月に世界遺産であるギリシャのアクロポリスで行われた、11年ぶりのライヴ・パフォーマンスのためにイーノが作曲した 「There Were Bells」 と 「Garden of Stars」 のスタジオ録音と、環境問題への取り組みを目的にロンドンの サーペンタイン・ギャラリーで開催中の展示会「BACK TO EARTH」のために制作したオーディオ・インスタレーション作品に含まれる “Making Gardens Out of Silence” が収録されています。 ●さらに、今作は長年のコラボレーターであるギタリストのレオ・エイブラハムズ、 音楽家兼ソフトウェア・デザイナーのピーター・チルヴァース、ヴォーカリストのクローダ・シモンズ、 音楽家のジョン・ホプキンスに加え、弟で音楽家のロジャー・イーノ、娘のセシリー・イーノとダーラ・イーノが参加しています。 ●日本盤のみ、ボーナストラック「Breaking Down」を収録。また、ブックレットには日本語解説書が封入されています。 日本盤は輸入盤同様、環境問題に留意したリサイクル素材のパッケージになっています。 2022/10/14 発売