青いアイスピック
ヴィンセント・ムーン監督作品『花々の過失』が話題の友川カズキ。彼は還暦となっても”友川かずき″であり続ける。そのパワーは、むしろ年齢とともに高まっている。“叫ぶ哲学者”と評される“歌”はファンならずとも聴くものを魅了してやまない。石塚俊明らバックの強力サポートによる渾身の一枚。
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やっと1枚目やっと1枚目
友川かずきのファースト・アルバム。シャレや面白おかしい風刺だけで歌にしていく、というやり方とは対極の世界にいる。何の飾りもなく、自分をそのままぶちまけるところに彼の歌の“命”がある。黙って感じとり、それをある瞬間に爆発させているのだ。 1995/01/25 発売
海静か魂は病み海静か魂は病み
81年に発表された、通算7作目。噴出する言葉の乱撃にはいつも圧倒される。荒っぽいと言えばそれまでだが、そんな生やさしい世界でないことは先刻ご承知の向きも少なくないだろう。彼の音楽は正に友川以外の何ものでもない、ワン&オンリーの世界だ。 1995/04/05 発売