声質がプロデューサーのそれと、似かよい過ぎてたんじゃないかしらね。大貫妙子、期待の初プロデュースだったが、和製ジェーン・バーキンになりきるには、成美自身のアクが今ひとつ。女優さんが歌う時の可能性の広げ方の難しさを感じさせるのが惜しい。
うひゃー、たよりないフラットヴォイスも懐しい安田成美のデビューアルバムがCDで再発だ。プロデュースを手がけた高橋幸宏の曲や松本隆、売野雅勇らの歌詞が空虚さと紙一重の「少女の危うい存在感」を醸し出している。鈴木慶一作曲の(3)がカワイイ|9656| 1991/12/21 発売
2000/06/25 発売
2013/05/08 発売