なんとラリー・コリエルの息子のデビュー・アルバムである。スタイルはさすがに今風だが、その根性の入り方はオヤジゆずりなのが嬉しい。やはり血は争えないものだ。今後の活躍がおおいに期待できる新人の登場である。オヤジもしっかり参加してます。
期待のギタリストによる2作目はコンテンポラリーな響きの中にもキチッとしたギター・サウンドが詰め込まれたご機嫌な1枚となった。テクニックも優れているが、コリエルの魅力は音楽をトータルして表現するサウンド・クリエイター的なところにある。 1996/05/22 発売