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この何ともゆったりとした感じは、妙に懐しいし、不思議に新鮮。どんなに周囲が変化しようと、テンポが倍になろうと、この世界はずっと同じ、というよりずっと普通。普通があるから、皆が変化できる。でも普通は何時までも普通。ガリ版印刷の香りがする。 1986/04/25 発売
こりゃ面白い。『バンドネオンの豹』に代表されるのちの傑作が、この作品でのリズムの実験ですでにその萌芽、見せているんだもの。早川義夫「サルビアの花」のカバーなんかまるでラテン。異端と見えて実は“歌謡”の本質、ついてる人なのも確認。 1994/09/25 発売
1976年発表の名作。こんなにも宝物にしておきたくなるくらい、枕元においておきたくなるくらい、素敵な夢をみせてくれるアルバム、いとおしくてたまらなくさせるアルバムなんて、ほかにどこ探してもない。 1994/09/25 発売
「赤色エレジー」がヒットしちゃってテレビにゲタはいて出ていたのがもう15年前となると、最近のあがたのタンゴぶりに見られるアクティブさは貴重だと思う。時間なんてほっといても流れるんだもんね。デビュー作(これ以前に実は自主制作盤あり)、林静一画の美しいジャケット、見開きオリジナル附録付でなくて残念『乙女の儚夢』72年作。ゲスト多彩74年作『噫無情』これまたカラー・ブックレットなしで無念。さらに75年発表の(制作は74年)あがた監督主演映画『僕は天使ぢゃないよ』のサントラ盤と、決して精緻でなくどちらかといえばラフでルースなセンチメンタルだが、それだけにあがただけのズサン美がとこしえに力強い泣き節なのである。 2000/02/04 発売
あがたが制作・監督・出演した『僕は天使ぢゃないよ』のサウンドトラック。バック・ミュージシャンにはティン・パン・アレーが名を連ね、大滝詠一の最新ソロ・アルバムからも3曲引用している。 2000/07/26 発売
30年におよぶ長い活動歴を総括した20世紀集大成ベスト・アルバム。年代順に収録された名曲の数々に、書き下ろし新曲を追加収録。レーベルの枠を超えた選曲はファンには嬉しいところ。 2001/05/23 発売
ベスト・アルバム『20世紀漂流記』が話題となったあがた森魚のニュー・アルバム。タイトルからして不思議な世界を醸し出している時代を越えた青春謳歌作品集。あがた世界を堪能できます。 2001/11/21 発売
87年発表の『バンドネオンの豹(ジャガー)』の続編的作品で、ファンに人気の高い一枚。当時のタンゴ・ブームと折り合いながらも、オリジナリティあふれる世界観を貫いている。 2007/10/24 発売
最高の音で楽しむために! 2013/06/19 発売