美しい演奏だ。全体としては、この曲のもつデモーニッシュな側面よりも、自らの心を慰める深い締念のほうに焦点が当たっている。テンポの設定も良く、合唱団の発声も的確。版は通常のジュスマイヤー補筆のもの。歌手も好唱。
1995/11/21 発売