シューマン&グリーグ:ピアノ協奏曲
痛めた右手の治療を続けつつ指揮活動と左手ピアノの作品の「弾き振り」で活躍しているフライシャーが、右手の故障が起こる前に録音したこの演奏は、豪快でエネルギッシュであると同時に、セルの格調高い指揮を得て、ゆるぎない構築性もが光る快演である。
痛めた右手の治療を続けつつ指揮活動と左手ピアノの作品の「弾き振り」で活躍しているフライシャーが、右手の故障が起こる前に録音したこの演奏は、豪快でエネルギッシュであると同時に、セルの格調高い指揮を得て、ゆるぎない構築性もが光る快演である。