ゆったりと歌いながら確実な歩みでオケが進み、ヴァイオリンが待ってましたとこの上なくつややかに始める。その音色の美しいこと! とても60年代初期の録音とは思えない。この2人のコンビをこんなにいい音で聴けるとは望外の幸せだ。