ダウランド作品を中心に、ルネッサンス期のリュート作品をバラエティ豊かに盛り込んだアルバム。キルヒホーフは例によって手堅い演奏を聴かせるが、彼は本質的にバロック向きのように思う。この手の作品の命である軽やかさ、切れ味の良さに欠けるのだ。