昨年8月に江戸吉原に因んだ端唄を集めて開いたコンサートが好評で、それをまとめたのが今回のCD。三味線音楽としては傍流に追いやられているが江戸・明治の情緒を今に伝える魅力がある。サウンドスケープ的に綴った構成が秀逸。解説も実に興味深い。
顔はぼんちのおさむみたいだが、実は大変な人なのである。三味線音楽の王道をきわめ、さらに新たな世界へと飛翔する日本の誇り。ブックレットには小島美子、細野晴臣、そして高田好胤という大変な方々が解説を書いておられるのだ。 1990/07/21 発売
2001/03/17 発売