フィラデルフォニック
はやくも4作目が登場。基本の三人体制に戻り、楽しくもグルーヴィなヒップホップ・ブルースを聴かせる。新機軸こそないが、ベティ・ライトのリフの引用などニヤリとさせられるところは多い。ブックレットにはスガシカオとの2ショット写真も。
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黒人音楽レーベルの名門、オーケー再生の一番手は、フィラデルフィア出身の白人ブルース・ラップ・トリオ。ドラムス、ウッドベース、の太くもスカスカしたビートに、トム・ウェイツから酒を抜いたようなクールな呟きが乗る。流行りそうなスキ間感覚。 1994/08/21 発売
G・ラヴ待望の2作目は何とニュー・オーリンズ録音。リバース・ブラス・バンドらをゲストに迎え、ヒップでフォーキーなブルース色を押し出してきた。密めたる才能の開花とでも言うべきレイジーなムードは、まだ底を見せていない天才の序曲第2章にすぎない。恐るべし。 1995/10/19 発売
2年ぶりのサード・アルバム。ドクター・ジョンやオール・フェラズ・バンドらとの共演曲もある。フォーク、ブルース、カントリーからファンクやヒップホップまで、多様な語法を特にシリアスになることもなく陽気に駆使した全15曲。インチキ臭い態度も素敵。 1997/10/29 発売
ブルース・ベースのシンプルな生演奏にラップ……そのデビューはなんだか新鮮だった。以来、時代の空気も呼吸しながら、常にどこか“いなせ”な魅力で魅せてきたフィラデルフィア出身三人組。そんな彼らの変遷も見て取れる、94〜2001年の5作品から編まれた初ベスト。 2002/04/24 発売
既発アルバムの中から、夏にぴったりのナンバーを中心に収録した日本独自企画アルバム。サーフ・ミュージック・シーンの頂点を極めた彼らならではのリラクシング・ソングが満載で、ベスト盤としての充実度も高い。 2007/07/25 発売